JCST第1期 問題3の採点結果について

JCST第1期 問題3「赤字修正」の採点結果について、採点表では「〇」が大半を占めているにも関わらず、点数がそれに見合わないものであったため、調査をお願いしたいとのお問い合わせがありました。
この件につきまして、問題3は他の問題に比べ平均点が低かったことを受け、受験者の皆様へ向け、審査員の見解を公表することとしました。

問題3の主旨

問題3は、支給されたデータに対し、赤字修正を行うことを想定した課題となっています。
クライアントから見れば、「指示通りに赤字が修正されているか」「指示してないところがおかしくなっていないか」の2点がもっとも重要視されると考えます。

問題3の重要項目

この点を踏まえ、配点においては下記の部分に比重を置いています。
下記部分で作業漏れ、誤りがあった場合、大きな加点が得られません。
問題3が他の問題に比べ平均点が低くなった理由としては、下記部分ができてない方が多かったことによります。
​また、下記部分に該当する採点項目は、修正指示がデータ全体に渡るため、他の採点項目のように箇所ごとに明細を分けて表示しておりません。

  • 修正モレ・修正間違いがないか
  • 赤字以外の箇所が修正されていないか
  • 本文のフォントが変更されていないか

したがいまして、採点表の「〇」の数と点数が比例しない、乖離しているように見える場合がございますが、ご理解のほどお願いいたします。
なお、JCST運営上、各採点項目の配点数値を開示することはできませんので、あわせてご理解のほどお願いいたします。

【補足】
赤字以外を意図して修正されている場合、申し送りされている場合は評価しておりますが、一方で申し送りがない場合や、申し送りがあっても不適切な内容だった場合は、正しく修正ができていないと審査しました。